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短歌に興味がある人のための全国短歌会マップ(学生短歌会・超結社編)2017年4月版

全国短歌会マップ(学生短歌会・超結社編 Ver. 3.1)

誰かと一緒に短歌を楽しむことができる場は、全国に数多くある。

しかし短歌をはじめたばかりの人や、これから短歌のコミュニティを探し始めるという人からしたら、いったいどこにどんなコミュニティがあるのか、そもそもどうやってその情報を集めたら良いのか、見当がつかないことはあるのではないかと思う。

 

そこで今回、「全国短歌会マップ(学生短歌会・超結社編 Ver. 3.1)」を制作した。

「学生短歌会」と「超結社」というタイプの短歌のサークル・団体については、マップを参考にGoogleTwitterなどで団体の名称を検索してみれば、だいたいの情報を集めることはできるのではないかと思う。

なお、各団体についての情報はあかみさん(@akaiakaikinomi)の「0から始める短歌入門」にもまとめられているので、適宜参照してほしい。

「大学に入ったら短歌やりたいんだけど、どんなサークルがあるんだろう?」

「いままで一人で短歌をやってきたけど、そろそろ誰かと短歌を楽しみたい……」

というような人にとって、情報収集の一助になれば幸いである。

 

また本マップでは触れられていないが、「結社」と呼ばれるタイプの団体も多く存在する。

これについては「全国短歌結社マップ2016」(「短歌」2015年12月号付録)に詳しい。 

短歌 27年12月号<雑誌『短歌』> [雑誌]

短歌 27年12月号<雑誌『短歌』> [雑誌]

 

 

全国短歌会マップ(学生短歌会・超結社編 Ver. 3.1) 

用語のちょっとした説明

【学生短歌会】

主に大学生が中心になって結成・運営されている短歌会。

インカレサークル*1として運営されている団体が多く、他大学からの参加が可能な場合も。また、学生だけではなく社会人の参加を認めている団体も存在する。

学生短歌会のなかでも特定の大学を活動の拠点に据えている団体については、「大学短歌会」と呼ばれることもある。

 

【結社】

「共通の目的のために組織される継続的な団体」*2が一般的意味での結社であるが、短歌において「結社」という場合には断りがなければ「短歌結社」(短歌に関することを目的とした団体)を指す。

「選者」と呼ばれる歌人により歌の選や指導を受けたり、機関誌(結社誌)に作品を掲載してもらったり、会員同士での歌会に参加できたりする。

師匠を自分で選んでその師匠から選歌・指導を受ける結社や、「塔短歌会」のように複数の選者が持ち回りで選歌を行うシステムを採用している結社などがある。

 

【超結社】

結社など所属の垣根を超えて、様々な人の参加を認めた団体を指す。

 

どうして「Ver. 3.1」?

①「マップ中に記載される黒点が増えたら、Ver. の整数部分を1増やす」

②「マップ中に記載される団体が増えたら、Ver. の少数部分を1増やす」

という個人的なルールを設定していたのですが、去年の3月頃に「Ver. 1.0」を公開してから何度か情報が更新されたため今回は「Ver. 3.1」となっています。

情報の更新の必要性があれば、何かのタイミングで新しいバージョンを公開したいと考えています。

 

短歌に興味を持ち始めて何か短歌の本を探している、という人は以下の記事をどうぞ。

ashnoa.hatenablog.com

 

ashnoa.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

*1:インターカレッジサークルの略。複数の大学から大学生が参加しているサークルのこと

*2:大辞林 第三版』より