丘と水路と橋と火を

言葉と技術

タスクごとに作業時間を記録するCLIツール「dakoku」をGolangでつくった。

つくったもの github.com DEMO 何ができるのか ターミナル上で、タスクの登録と、それぞれのタスクごとの作業時間の記録をつけられます。 名前の由来は「打刻」。 どうしてつくったのか 「Goの勉強がてら、何か自分の役に立つものを作れないかなあ」と考えた…

掲載情報2020.1.18

‪掲載情報 「短歌研究」2020年2月号、特集「いま『日本』を歌う」にて、「現代百人一首『日本を歌う』」に新作一首を寄稿しました。どうぞよろしくお願いいたします‬ 表紙の以下の文言にちょっと驚く。 歌人20人がONE TEAMで台風被害の地に大吟行! 「ONE TE…

掲載情報2020.1.16(と、こぼれ話)

掲載情報‪ 「歌壇」2020年2月号に、田中拓也歌集『東京(とうけい)』についての書評として、「明日のための記憶」という文章を寄稿いたしました。 『東京』、読み応えのある一冊です。読書のお供に、わたしの書評もどうぞよろしくお願いいたします。‬ こぼ…

できたことで2019年をふりかえる

はじめに 2019年、今年も気がつけばあっという間でした。 書いたものやできたことを中心に、2019年をふりかえります。 1月 読書に際しての心がけとしては、読まずにすます技術が非常に重要である。/ショウペンハウエル(「読書について」斎藤忍随訳、ワイド…

歌会に向く短歌? 歌集に向く短歌?

ご質問ありがとうございます。 そして、時間が経ってからの回答になってしまって申し訳ありません。 質問の内容は、先日公開した「良い短歌のつくりかた」についてですね。 ashnoa.hatenablog.com 〈良さ〉と〈好き〉のどちらか片方が他方よりも重要になると…

AnacondaでTensorFlowをつかうための環境を整える

まえがき 「機械学習、興味はあるんだけどな〜〜〜」とながらく言っていたわたしですが、最近Udemyで機械学習の講座を受講し始めたこともあって、ようやくTensorFlowを利用したディープラーニングの学習を始めることにしました。 ところが、こうしたプログラ…

歌会をしたいひとのためのマニュアル

まえがき 先日、文芸をしている高校生のみなさんを対象に、短歌についての講演を行いました。 ashnoa.hatenablog.com この講演のなかで「歌会はいいぞ」ということもお話ししたのですが、終わってから「でも、自分が高校生の頃、歌会ってどうやっていいのか…

スライド「良い短歌のつくりかた—高校文芸からの10年で考えたこと—」を公開しました。

良い短歌のつくりかた—高校文芸からの10年で考えたこと— from Hiroki Asano 先日、「第29回秋田県高等学校文芸祭」に呼んでいただき、「良い短歌のつくりかた—高校文芸からの10年で考えたこと—」という演題で講演をさせていただきました。 その際の資料をSli…

dein.vimのインストール&プラグイン導入

dein.vim? vimのプラグインマネージャー。 ⚡️ Dark powered Vim/Neovim plugin manager Shougo/dein.vim vimに闇の力を与えるため、dein.vimを導入する。 導入手順 # deinで利用するためのフォルダを作成する。 mkdir -p ~/.cache/dein cd ~/.cache/dein # …

vimをビルド&インストール

前置き macOS Mojave環境で、vimをソースコードからビルドしてインストールしたので備忘。 なお、パッケージマネージャとしてHomebrewを利用。 LuaおよびLuaJITを導入 brew install lua brew install luajit 既存のvimをアンインストール brew remove vim vi…

口語の歌はどのように詠われてきたか

Ⅰ:緒言——口語という特殊 こうご【口語】① 書き言葉に対して、話すときに用いる言葉づかいをいう。音声言語・話し言葉・口くち言葉などともいわれる。② 現代の話し言葉、およびそれに基づいた書き言葉。現代語。▽⇔ 文語 〔明治以前の時代に使われた言葉につ…

書いたもので2018年をふりかえる

はじめに 2018年ももうすぐ終わり。 大変ありがたいことに、今年もいろいろな原稿を書かせていただきました。 例年はその年発表した原稿を一覧にまとめて画像にしていたのですが、「せっかくまとめても画像だとリンクにならないし手軽に読めないな」と思い至…

「歌を作ることが怖い」という人へ

はじめまして。短歌甲子園をご贔屓にしてくださりありがとうございます。「歌を作ることが怖い」というのは高度な恐怖だと思えて、僕が問題を捉えられているかわからないのですが、感じたことを書いてみますね。 ご質問を読んでいて思ったのは、「歌を作るこ…

掲載情報2017.7.23

Webサイト「詩客」にて、自由詩評「テクストとパラテクスト、あるいは世界の内と外について」という文章を書かせていただきました。 本の流通や、中家菜津子さん/カニエ・ナハさんによる作品についてなど書いています。 ちょっとしたギミックがあるので、も…

掲載情報2017.4.29

【掲載情報】 Webサイト「詩客」に、自由詩評「情報から人間へ:山田亮太『オバマ・グーグル』を中心として」を寄稿しました。 高橋光輝さんの「機械学習で石川啄木を蘇らせる」にも触れながら、情報と人間について書いています。 山田さんの『オバマ・グー…

短歌に興味がある人のための全国短歌会マップ(学生短歌会・超結社編)2017年4月版

全国短歌会マップ(学生短歌会・超結社編 Ver. 3.1) 誰かと一緒に短歌を楽しむことができる場は、全国に数多くある。 しかし短歌をはじめたばかりの人や、これから短歌のコミュニティを探し始めるという人からしたら、いったいどこにどんなコミュニティがあ…

掲載情報2017.3.17

【掲載情報2点】 ◆「歌壇」2017年4月号・特集「誌上交流戦—短歌甲子園の歌人たち—」に連作7首「虹つよく架る冬日」と、ちょっとしたエッセイ、そしてポートレートを寄稿しました。 岩手・盛岡と宮崎・日向、二つの短歌甲子園出身の歌人たちによる大接戦をど…

掲載情報2017.3.5

【掲載情報】 Webサイト「詩客」にて連載されている「私の好きな詩人」というコーナーに、エッセイを寄稿させていただきました。 高校時代から好きだった、吉野弘さんについて取り上げています。 はじめて「塔」の歌会に参加したとき、先輩歌人から教えても…

掲載情報2016.10.22

【掲載情報】 「短歌研究」2016年11月号・特集「新進気鋭の歌人たち」に連作10首「lighthouse」と小エッセイ・ポートレートを寄せました。 これまでずっと憧れていた特集に、ずっと憧れて目標にしていた先輩たちや、負けていられない後輩と並ぶことができた…

国立国会図書館デジタルコレクションで読める個人的歌集リスト

本を買うにはお金がかかる。 しかし、世界には読みたい本・興味を惹かれる本が山ほどある。 この世は残酷である。 そんな時、図書館を使うというのはひとつの有効な手段である。 特に読みたい本がすでに出版からかなりの年月が経ったものである場合、さらに…

Amazonでいま買える、あなたに読んでほしい「短歌」の本

立場上*1、よく後輩や高校生から「短歌の本でおすすめありませんか?」と聞かれる。 そういうときは様々な歌人の作品を読むことができるアンソロジーを勧めたり、好きな短歌・歌人を訊いてその人が好きそうな本を勧めたりしている。 だが、そういう話をした…

「定型っぽく読める」を考える

1 序論——定型っぽく読める? 歌会など、短歌作品を数名で読んでいるときのことだ。参加者の一人がある歌を一読して、その歌に対する評に移る。私を含めた数名がそれを聴いている。評者による批評が進行して、歌の韻律についての話が持ち上がると、評者が「こ…

中庭の木

文芸部の部室の窓からは、ちょうど中庭の木が見える。何という名前の木かは知らない。中庭の湿っぽい地面に確かな根を張って、校舎と同じくらいの高さの身体を支えている、木。放課後、晴れていたなら葉の隙間から夕日が差し込むのだけど、その夕日は淡く、…

いつからか本が読めなくなった。 時間的な制約があるわけでも、肉体的な制約が生じたわけでもない。本によって、文字によって、情報を得ることがなくなったわけでもない。ただ、本に没頭するということが、自分のなかから抜け落ちたようだった。いつからか記…