丘と水路と橋と火を

言葉と技術

2021-01-01から1年間の記事一覧

短歌は〈わたしたち〉の文学である

序 短歌は〈私〉の文学か? 短歌は〈私〉の文学である――本当に? 明治中期の和歌革新運動にはじまる個の意識の発展と近代短歌への移行。アララギ派による写実主義の歌壇全体への浸透、その主義のモラル化による自我表現の硬直や画一化。そして戦後の前衛短歌…

SEとして新卒入社から3年間で読んだ技術関連のブックリスト

まえがき SEとして新卒で入社してから3年が経過しました。 3年間を振り返る意味も込めて、新卒で入社してから読んだ書籍について(読んでいる範囲にムラはありますが)ブックリストを作ってみました。 私自身はエンジニアとしてまだまだ未熟な駆け出しの身で…

短歌共鳴論(ver.0.2.1)を公開します

まえがき 短歌総合誌「現代短歌」にて予告を打っていただき、掲載を予定していた「短歌共鳴論」について、諸般の事情により誌上での掲載が取りやめとなりましたので、すでに制作済みの原稿について本ブログにて公開いたします。 「諸般の事情」などというと…