まえがき
毎年恒例のふりかえり記事。
などを行いながら日々のタスクに当たっていた1年でした。
画像は各スプリントで対応できたポイント数(青)と、直前3スプリント分の移動平均(赤)をグラフ化したものですが、振り返ってみると(浅野換算ですが)概ね150ポイント前後の作業量を平均して出来ていた様子。
この作業量をベースに、来年も対応可能な作業量を予測しつつ日々の活動に当たりたいところです。
1月
2021年に購入した本1冊目は、本林勝夫『斎藤茂吉の研究 : その生と表現』(桜楓社、1990年)になりました。
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年1月1日
2021年は斎藤茂吉についての研究書についてから読書を開始。
申し遅れましたが、「塔」2021年1月号より1年間、隔月で誌面時評を担当いたします。「塔」のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします🤘
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年1月19日
隔月で「塔」の誌面時評を担当いたしました。
「塔」をここまでじっくり考えながら書き進めるのも久々の感覚で、非常に良い体験でした。
本年度の「詩客」での自由詩評、担当分の最終回です。石松佳『針葉樹林』について書きました。詩集とあわせて、こちらも読んでいただけたら嬉しいです🌫🌧🌲🏔🌫
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年1月30日
自由詩評 不定形のインターフェース——石松佳『針葉樹林』を通して 浅野 大輝 https://t.co/5dW0SqI5Gn
詩客自由詩評・2020年度担当分最終回は石松佳さんの『針葉樹林』を取り上げました。本当におすすめです。
2月
生活に負けながら、短い自由時間の少なからぬ割合を書くことに当てたとしても、それは必ずしも書いたものが大勢に読んでもらえ評価を受けることを保証してくれないのですが、それでも次の一歩で景色が変わるんじゃないかと、期待をもってまた一歩を積み重ねる、そういうことを続けるほかないのだよな
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年2月2日
本年はことある毎に創作と生活のバランスに悩んだ1年でした。
「短歌研究」2021年3月号・特集「2011-2021 東日本大震災からの10年」に連作20首「風の窟」を寄稿いたしました。10年を振り返りました。どうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/ww6UI6sEre
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年2月19日
「短歌研究」に作品を寄稿。個人的な震災詠の総集編という形になりました。
また歳をとりました。つくることを頑張ってまいります。 pic.twitter.com/GcXkLQS7V8
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年2月26日
無事に歳を取りました。もう何歳かよくわからないタイミングが増えています。
3月
『3653日目』、どうぞよろしくお願いいたします。関係者がいうのもあれですが、震災詠を考えるうえで重要な書籍のひとつになるかと思います。何卒。https://t.co/tFTXppe2NM pic.twitter.com/PVxhLmUvI5
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年3月12日
「塔」の東北にゆかりのある面々で毎年制作している震災英についての冊子を、10年分まとめて1冊にして出版。
震災詠を考える上でも、非常に有意義な本になったのではないかと(関係者ながら)考えております。
4月
新年度で原稿対応の谷間の時期。
特に創作面で動きはなかったのですが、高校時代からずっと好きで聴いていたピアニスト・和泉宏隆さんの訃報を聞いて衝撃を受けていました。
5月
「現代短歌」誌上にて予告をしていただいていた「短歌共鳴論」について、誌面上での掲載が取りやめとなりましたのでご報告いたします。つきまして、(不完全なものではありますが)執筆した原稿について公開いたします。よろしければご笑覧ください🙏
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年5月2日
短歌共鳴論(ver.0.2.1)…https://t.co/AColJLHaLF
2020年末からずっと書いていた文章「短歌共鳴論」について、なんやかんやありブログで公開。
SEとして働きはじめて3年が経過したので、振り返りの意味も込めて、3年間でお世話になった本をまとめました。
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年5月3日
SEとして新卒入社から3年間で読んだ技術関連のブックリスト - 丘と水路と橋と火を https://t.co/8sEasarC6r
SEとして3年間で読んだブックリストも公開。もっとこの方面でもいろいろ勉強しないとなと思うばかり……。
ありがとうございました、いったん作業終了です。 https://t.co/ph0GREabhD #つくるをがんばる
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年5月21日
OBSなども利用しつつ、創作風景の配信などもトライしてみていました。もう少し企画とか機材とか揃えてしっかりやってみたいかもしれない。
6月
子、大人の足で15分かかる保育園と家の間を45分で踏破🚶♂️
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年6月25日
子供がめっちゃ歩けるようになっていて驚く。
my new gears... pic.twitter.com/X79ksPQSEf
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年6月23日
原稿をしようと思っています pic.twitter.com/BxGVrQI8bL
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年6月25日
中古でThinkPadとニンテンドー64を入手。
ニンテンドー64のゲームについては、しっかり遊び直して文章にしてみたりしたいなあと勝手に感じています。
ThinkPadはサブ機として購入しましたがとてもいい感じ。
指摘もらって気がついたのですが、近作の子の歌が抜けていたので追加したら37首になりました。どうなる……。 pic.twitter.com/cdJX0Unj00
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年6月3日
後述の原稿依頼の対応のため、いろいろ過去作品を漁っていました。
7月
もうすぐ祖父の一回忌なのですが、亡くなった祖父から、わたしが3歳のころに謹呈してもらっていた自費出版の本を27歳のいま受けとりました。読みます。 pic.twitter.com/enuQWF1IS8
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年7月23日
コロナ禍の落ち着いた時期を見計らって一時帰省。祖父が亡くなってから初めて仏壇に手を合わせることができました。もっと会いたかったなと寂しく思います。
【お知らせ】角川「短歌」2021年8月号にて、日本現代詩歌文学館編『あの日から、明日へ』についての書評を寄稿いたしました。オリンピック真っ只中、特集「1964」はかなり読み応えあります。どうぞよろしくお願いいたします🤲 pic.twitter.com/0rjQBstA5B
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年7月27日
「現代短歌」2021年9月号の特集「Anthology of 60 Tanka Poets born after 1990」に、自選10首と小文を寄稿しました。どうぞよろしくお願いいたします。https://t.co/ntN2GW43r7
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年7月17日
この月は「短歌」への書評と、「現代短歌」へのアンソロジー企画への寄稿。
「現代短歌」では東北大学短歌会の後輩である越田勇俊・岩瀬花恵の2名と一緒だったのですが、二人とも影響を受けた短歌作品にわたしの作品を挙げてくれていて、非常に背筋の伸びる思いでした。
8月
家の中で増えすぎた結社誌・総合誌をどうにかしないといけないがそのまま捨ててしまうのは忍びない……ということで文字通り分解してドキュメントスキャナに読ませて電子化している。いまのところうまくいっている。嬉しい。
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年8月11日
家の書籍が増えすぎ、そろそろ本気でどうにかしないとという気持ちでドキュメントスキャナを導入。手が空いたタイミングで、少しでも空間を確保しようと雑誌類から電子化を進めています。
子、人生初の遊園地🎢🎡👶 pic.twitter.com/xeZgokYmSi
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年8月10日
子、古いパソコンをもらってうれしそう。 pic.twitter.com/cVzFTeLhok
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年8月22日
夏休みなどもあり、今年も子供とじっくり遊ぶことができた良い夏でした。
9月・10月
岩瀬花恵・牛越凜・夜羽ねむると一緒に配信したスプラトゥーン短歌ネットプリント、ネットプリントでの配信終了に伴いnoteで再度公開しました。どうぞよろしくお願いいたします🦑🐙🎨
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年9月21日
ネットプリント「write in ink」|write in ink #note https://t.co/q1Q4WDIleO
東北大学短歌会時代の友人たちとスプラトゥーンをするグループを結成しているのですが、その面々とネットプリントを公開。非常に良い紙面になりました。しかし編集など任せっきりで申し訳なかった……。
「塔」2021年9月号は800号記念号。浅野は誌面時評、記念特集の評論「短歌は〈わたしたち〉の文学である」、そして数ヶ月ぶりの月詠(永田淳さん選・p204)の3箇所に出没しています。どうぞよろしくお願いします🤲
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年9月11日
いちまいの銀貨に夜をのばすことのくらしにでつかいコインランドリー
/浅野大輝
「塔」2021年9月号に寄稿した評論「短歌は〈わたしたち〉の文学である」をはてなブログに転載しました。短歌を〈私〉だけじゃなく〈あなた〉という観点も合わせて〈わたしたち〉として考えてみようよ、というお話です。どうぞよろしくお願いいたします🙏
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年10月23日
短歌は〈わたしたち…https://t.co/7Ibe64QhNN
「塔」800号の記念号では月詠のほか、評論・時評など各所に出没。評論については本ブログでも公開しました。
9月12日(日)に開催した
— 塔短歌会 1954 (@toutankakai60th) 2021年9月12日
第11回塔新人賞・塔短歌会賞授賞式のうち、記念座談会の内容をYouTubeにて公開いたします!
下記URLよりご覧いただけます。
期間は本日より2週間です。https://t.co/AOgifWfG8h
また、座談会のレジュメも下記よりダウンロードしていただけますhttps://t.co/ks0MHgiXl5
また「塔」関連ではオンラインでの座談会にパネリストとして参加。部屋の間接照明だけつけて参加していたのですが、夕方になるにつれて部屋が暗くなっていく姿を後々先輩に突っ込まれました。
Workflowyをようやく入れたのだけど、求めてたのはこれかもしれない。
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年9月9日
この頃からWorkFlowyを執筆に導入。このアプリのおかげで執筆速度やクオリティがかなり安定しました。
11月
仙台高校さんで「現代短歌とジェンダー」というテーマでワークショップをします。がんばります。
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年11月3日
仙台高校の1年生の方々を対象に、現代短歌とジェンダーについて考えるワークショップを実施。
講演の対応はありましたが、ワークショップとして終日短歌についてお話するというのは初で非常に新鮮でした。
12月
2021年もありがとうございました。2022年もよろしくお願いいたします🤲
— hiroki asano (@ashnoa) 2021年12月30日
#2021年の自選五首を呟く pic.twitter.com/j9E4rMiifW
あまり新作の短歌作品を出してはいなかったので反省。2022年は量を作るのをしていかないとなという気持ちです。
あとがき
2021年も様々な場面で書き、経験させていただき、大変ありがとうございました!
すでに2022年に公開される予定の文章なども提出していたり、お話をいただいていたりしていて、本当にありがたい限りです。
生活の様々な事象と、自身の創作活動のバランスについて悩み悩みの毎日で、なかなか精神的に落ち着かないことも多かったのですが、最近ようやく少しずつ霧があけてきている感じがあります。
2022年も、よく書き、よく学び、つくりつづけられる1年にしたいなあと考えております。
どうぞ2022年もよろしくお願いいたします。